2015-01-09

ブルサでセマー(旋舞の儀式)を見に行った。Mevlevi Sema Ceremony at Bursa


イスラム教の中に、ひたすらくるくる回る儀式をするかわった宗派があります。
ひたすらくるくる回ることでトランス状態におちいり、神との一体感を得て感謝するとのことです。

詳しくはこちらで、メヴレヴィー教団wiki

コンヤが本拠地らしいのですが、トルコ国内であれば色々なところで開催されているらしいです。
イスタンブールでもあったのですが、舞踊ショーみたいになっていて、ちょっと観光客狙いがみえみえだったため行きませんでした。

いろいろ調べるとここブルサでも毎晩開催しているとのこと。
インフォメーションセンターで確認すると、Caltural Centreで毎晩8時から開催しているとのこと。
お祈りしているのを一般の人にも開放しているとのことで、無料です。
(場所はインフォメーションセンターから歩いて10分くらいでした。)

建物の前は広場になっていてテーブルと椅子がたくさんならんでいます。
地域の憩いの場といった感じでした。編み物しているおばちゃまたちとか、トランプしているおじちゃんたちとかね。

建物の中に入るときは靴を脱いで、男性は1階で女性は2階です。
写真撮影もしてもよいとのこと!
 トルコ国内からの見学者が多い感じで、入ると壁に向かってお祈りしている人が多かったです。

 楽団の入場です。歌い手が5名
笛2名に太鼓が2名。この笛 の音は尺八の音によく似ていました。

 踊り手の入場です。と言うよりお祈りの儀式の開始かしら?
次々にお辞儀をしながら回り始めます。
 手を上にあげてすごいスピードでくるくる、くるくる、くるくる~~~
 曲に合わせて、一斉にフォーメーションがかわりました。
みんな目を閉じているのにすごすぎる!
 自転しながら、曲に合わせて移動してしかも誰もぶつからないし本当にすごいです。

 曲の途中からはこの黒いガウンの方も周り始めます。
 (これは2階からの景色です)

オットのいた1階は人数も少なく、オットの隣の方が敬虔なイスラム教らしく、写真を撮ると厳しい視線がとんだらしいですが、女性の階の2階は全くそんなことありませんでした。
トルコの方が多かったように思うのですが、みんなおしゃべりはするし、写真は乗り出してバシャバシャ。遠足さながらでした。

手を上にあげてひたすらくるくると30分近く回っていたように思います。
終わるときはこれまたびっくりで、ピタッと一瞬にて止まりました。

楽団の音楽もとても印象的ですし、この儀式は一見の価値ありです!
見ているほうが目が回る~~~







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